断ち切るなら今!デイトレなどの短期売買の悪習慣7つとは?

FXでデイトレなどの短期売買をはじめると、知らず知らずのうちに負ける習慣がついていることがあります。毎日デイトレをしながら、いけないとわかっていてもしてしまう悪習慣や、無意識についやってしまう悪習慣があります。

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今すぐ悪習慣を断ち切って、利益を確実に積み上げてける勝ちトレーダーの仲間入りをしましょう!

FX初心者が必ず負ける短期売買

FX初心者がデイトレなどの短期売買をはじめると、すぐに負けて大事な資金を吹き飛ばしてしまうことが多いのが実情です。

「FXで一発儲けてやろう」といった一発逆転的な発想で、なけなしの貯金(はたまた借金する人も!)をつぎこんで、負けてしまったときのダメージは計り知れません。

しかし、多くのFX初心者は負けるためにFXデイトレをしているのではないかと思うほど、してはいけないことのオンパレード(笑)で、それが悪習慣になっていたりします。

短期売買をする上で、悪習慣さえ断ち切れば、少なくともFXの資金をあっという間に失うことはないはずです。

悪習慣1:負けた後にレバレッジを引き上げる

デイトレなどの短期売買は、そもそも少し高めのレバレッジでトレードをしている人が多いと思います。それなのに、その日の最初のトレードで負けると、損失を取り戻してやろうと思って、倍のレバレッジでデイトレしてしまう・・・非常に良くない習慣です

不思議なもので、この習慣をやめられない人は、過去にレバレッジを倍にして短期売買をした結果、うまく取り戻せたという成功体験があるからなんですね。

実は、これは成功体験ではなく、単に「たまたま、うまくいった」に過ぎないのですが、「この前、レバレッジを上げて、うまく取り戻せたから、今回もうまくいくわ」と自動的に思ってしまうのです。

うまくいかなかった時は、さらに倍の損失が出てしまうわけですから、大変危険なデイトレ習慣で、いつか大損失を出すことは目に見えています。

悪習慣2:負けたくなくて、損切り注文をずらす

人間って負けを認めたくない生き物です。しかし、FXトレードを続けていく以上、良い負け方を続けて、負けを良しとする習慣をつけないといけません

デイトレなどの短期売買の場合、その時の相場状況によっては、あっという間に損切りされてしまうこともあるかもしれませんが、自分が置いた損切り注文に根拠があれば、「なんなのよ~怒」とはならないと思います。

根拠のある損切りの決め方に関しては、損切り上手は短期売買上手!損切りからの逆算エントリー方とは?で詳しく説明しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

さらに、短期売買の場合、一度のトレードで獲得できるPIPSが長めのトレードよりも少なくなるので、予め決めた損切りポイントにレートが近づいてきても、潔く切らなければいけません。

私の場合、デイトレの損切り幅はせいぜい10-20PIPS(スプレッド分を除く)で、損切りに許容できる額は資産の1%程度に収めています。

デイトレであっても、ひとつひとつのトレードで一喜一憂するのではなく、1ヶ月、半年、1年で、トータルで利益が出てれば、FX勝ち組なのです。

悪習慣3:体調が悪くても無理矢理デイトレする

風邪を引いた、熱がある、睡眠不足などで体調が悪い時に、無理矢理デイトレをしても、良い結果でトレードを終えることは少ないです。

体調が悪いのにデイトレをして負けてしまうと、それがまたストレスになり、免疫がさらに下がり、もっと病気になります・・・(笑) FXは毎日存在するのですから、数日トレードしなくても、何も心配することはありません。

体調が悪い時は、PCをオフにして、ゆっくりとお休みくださいませ!

悪習慣4:わかっちゃいるけど待てない

短期売買でもトレード前には、「こうなったら買いエントリーして、ここで利確しよう!」と計画しているのに、いざ、東京市場がオープンして、チャートでレートが動いているのを見ると、今までのトレード計画が吹っ飛ぶ人いませんか?

計画通りにレートが動いていないのに、買いエントリーをしてしまい、自分が決めていた利確ポイントまでレートが到達していないのに、我慢ができず利確してしまう、といった習慣がある人は要注意です。

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「・・・でも、待てないんですよね~」という人がいますが、待てばいいのです。とにかく待つ!これを習慣にしないと、いつも計画通りにデイトレが出来ないことになります。

せっかくのすばらしいトレード計画は「絵に描いた餅」。その通りに実行しなかったら、計画する意味もなくなってしまいます。そうなると、レートの動いた方向にとりあえずエントリーするといったような無計画な短期売買になってしまいます。

残念ながら、そういう場当たり的なデイトレで勝ち続けられるほどFXの世界は甘くないんですね。計画通りにエントリーチャンスが待てない人は、手をしばりつけて、マウスがさわれないようにして、待ちましょう!

悪習慣5:毎日デイトレしないと気がすまない

様子見をしたほうが良いような相場状況でも、とにかく毎日ポジらないと気がすまないのは、悪習慣というよりデイトレ中毒かもしれません。

明らかにトレードするべきではない場面で、ポジションを持ってしまい、損切りになって反省していることが多々あるようだったら、「休むも相場」ということを思い出しましょう。デイトレしないこともトレードだと思ってみてください。

毎日、短期売買を繰り返して、トレード成績がいつも良いなら変える必要はないですが、そうでない場合は、トレード記録を見直して、様子見した方がいい時にエントリーをしていないかをチェックしてみてくださいね。

悪習慣6:安易にナンピンや両建てをおこなう

自分が思う方向に相場が動かなかった時に、損失を確定するのが嫌で、ナンピンや両建てに安易に手を出すのは絶対に止めましょう

特に、FX初心者にとっては、大変難しい手法なので、絶対にしてはいけない手法だといえます。

ナンピンと両建てについては以下の記事で詳しく説明しているので、読んでみてください。

こちらの記事もご覧ください。 ⇒FX初心者がレンジ相場でもナンピンをしてはいけない理由とは

              ⇒レンジ相場VSトレンド相場!両建てが有効なのはどっち?

悪習慣7:自分のトレード手法と違うことをする

自分はトレンドフォローの順張りトレーダーなのに、いつのまにか逆張りトレーダーになっていたなんて人いませんか?あるいは、短期売買で「順張りも逆張りも両方からトレードして、いまや両刀使い!すごい!?」・・・すごくないですから(笑)

いつの間にか、自分が決めたトレード手法と違ったことをしていると、どのトレード判断が良かったのか悪かったのかがわからなくなってしまいます。

後でトレードの検証ができないトレードは良くないトレードだと考えるといいと思います。

まとめ

FXをはじめると、時々、自分という人間を嫌というほど知ることになり、自己嫌悪に陥ることもあります。デイトレなどの短期売買の場合、一日から数日で勝ち負けが何回か決まるわけですから、初心者の頃は気分の浮き沈みも激しく、落ち込むこともあります。

そして、しばらくFXを続けていると、自分のトレード判断の癖や思考の癖が見えてきます。私の場合、なぜだか金曜日に損失を出す傾向がありました。自分の中で「魔の金曜日」と呼んでいたほど(笑)

どうも、金曜日は週の最後ということで、「勝ちトレードで終わりたい」とか「もうちょっと利益を上げて終わりたい」といった変な欲が出ていたことに気がつきました。

金曜日はトレードをしないか、するとしても、よっぽど自信のあるトレードしかしないように心がけました。たったこれだけのことで、トレード成績は良くなりました。

デイトレの記録をつけていると、そういった自分の習慣や傾向が見えてきますので、ぜひ自分のトレードの悪習慣を見つけて、対処してみてくださいね

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