損切り上手は短期売買上手!損切りからの逆算エントリー方とは?

FX初心者の頃は、最初に用意できる資金が少ないこともあって、デイトレやスキャルピングといった短期売買に挑戦する人が多いようです。しかし、損切りポイントがあいまいで、すぐに損切り貧乏になり、利益が出ないと悩んでいる人が多いことも事実。

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ここでは、短期売買における明確な損切りの決め方からエントリーまでを解説します。

短期売買は損切りが命!

デイトレやスキャルピングなどの短期売買は、1回のトレードで数PIPSから数十PIPSを狙うトレード方法です。1回の獲得PIPSが少ないので、損切りは5-10PIPSと定めている人もいますが、エントリーが上手でないと、すぐに損切りに引っかかって損切り貧乏になってしまいます。

FX初心者が短期売買で損切り貧乏になる理由のひとつに、エントリータイミングが上手にとれず、エントリーした途端に自分が思っていない方向にレートが動き、損切りになってしまうというもの。

だったら、いっそのこと、「エントリーから50PIPSのポイントに損切り注文を置けば、短期売買だから損切りにあうことはないだろう」と考え、かなり遠くに損切り注文を置くFXトレーダーもいます。

確かに、遠くに損切り注文を置けば、損切りにあう確率は減ります。しかし、レートが自分の思う方向に動かず、損切り注文のポイントに目がけてまっしぐらに動いた場合どうしたらいいのでしょう?

冷や汗をかきながら50PIPSまで我慢するのか、それとも、50PIPS手前で手動で損切りをするのか、この判断をレートが動いている時にしなければなりません。

例えば、損切り注文をエントリーから50PIPSのところに置いていたとします。レートが予測と違った方向に動いたものの、損切り注文手前の45PIPSで相場が反転して(ラッキー!)、結局、利確出来た経験があったとします。

次のトレードで、損切り注文すれすれまでレートが迫ってきた時に過去の経験が頭をよぎり、「我慢すれば反転するだろう」と甘く考えていたら、すぱっと損切りにあってしまう。これが、いわゆる、「コツコツドカン」の典型的な例です。

せっかく、数PIPSや数十PIPSをコツコツと積み上げてきたのに、一回の損切りで50PIPもドカンと失ってしまうと、かなり落ち込みますよね。

このように考えると、短期売買で利益を上げることができるか否かは、損切りの技術や考え方ひとつで変わってくることがわかると思います。

あなたの損切りポイントに根拠はありますか?

FXトレードをするにあたって避けて通れないのがチャート分析ですね。FX初心者の頃は、一生懸命自分なりにチャート分析をしたり、短期売買をしている時は、動いている為替チャートを見ながら、「ここでエントリー!」と思って、ポジションを持ったりします。

そして、エントリーしてから、「損切りはこの辺かな?」と、適当に損切り注文をおいたり、損切りPIPSはエントリーから10PIPSに固定にしているなどと、単純に損切りを決めたりしていないですか?

その損切りポイントに根拠はありますか?でも、根拠のある損切りってなんでしょうか?

下図のイメージチャート図を見てみましょう。相場は上昇トレンドで押し目買いをねらっているとします。

いったん、レンジ相場の中段保ち合いになったので、サポートライン付近で買いエントリーをしました。その時、短期売買だから損切りは10PIPSと固定で決めているので、損切り注文をおきました。ピンクの点線がエントリーから10PIPS、つまり損切りポイントです。

この損切りラインに根拠はないですよね。10PIPSの損切りというのは自分の都合であって、チャートの状況とは何の関係もありません。

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この損切りポイントには根拠がないので、結果、損切りにあってしまい、がっかりしていたら、相場は再び上昇していき、利益を取りそこない悔しい思いをすることになります。

では、根拠のある損切りポイントはどこでしょう?この場合、サポートラインの下になります。サポートラインを切ってくると、安値が切り下がることになるので、上昇トレンド相場が終わる可能性があります。

逆に、このサポートラインを下回ってこない限り、上昇トレンド相場は継続中と考えることができるので、このサポートラインが重要なラインと考えることができます。

よって、このサポートラインの下に損切り注文をおくことには、明確な理由があり、あいまいな説明の出来ない損切りポイントではありません

思わず損切り注文を動かしたくなるとしたら、その損切りポイントは、根拠のない場所なのかもしれません。なぜなら、根拠があれば、そこで損切りをせざるおえないからです

「損切りにかからなければ、利益が取れていたのに!」ということが多いようでしたら、どうしてそこに損切りポイントを置くべきなのか説明できるかどうか考えてみてくださいね。

最小リスクエントリー!損切りポイントからの逆算エントリー方法

では実際のチャートで具体的に損切りポイントとエントリーを考えてみましょう。

下図はドル円の5分足チャートです。ドル円は上昇トレンドでしたが、5分足レベルでレンジ相場(中断保ち合い)になったので、押し目買いをしたいと考えている場面です。

ここで重要なのは、エントリーポイントではなくて、先に損切りポイントを決めてしまうことです。サポートラインが緑のラインですが、その下、5PIPS(スプレッド分は除く)に損切りポイントを置くと決めてしまうのです。

短期売買の場合、そんなに遠くに損切り注文を置きたくないですよね。10PIPSだったら、損切りにあっても、許容できるのではないでしょうか?

なので、エントリーポイントは損切りポイントから逆算して、サポートラインの5PIPS上(赤点線のライン)でエントリーすれば、10PIPSの損切りで済むわけです。

エントリーする前に、サポートラインが固いかどうかを確認したいですよね。確認方法のひとつとして、ローソク足が3度(水色の丸)サポートラインを試したにも関わらず、ブレイクすることはなく反転上昇したら、サポートラインとして機能したと考えます。

これでサポートラインは固いということが考えられるので、サポートラインから5PIPS上の買のマークでエントリーするのがいいと思います。

買いエントリーした後、素直に上昇せず、一旦下方向に振られますが、サポートラインに到達することもなく反転上昇しています。

このように、先に根拠のある損切りポイントを決めてしまえば、レートが損切りに近くになってしまっても、損切り注文を変えたりしないのではないでしょうか?根拠があるので、変更する気にもならないと思います。

まとめ

損切りを行うことは、FXトレードで利益を積み上げていくために大変重要です。特に、短期売買では、一回の獲得PIPSがそれほど大きくないので、損切り上手にならないとトレード上手にもなれません。

せっかく損切り注文を出しても、レートが損切りにつきそうになったら、損切り注文をずらしてしまい、結局、大きな損失を出してしまうことは、誰でも経験したことがあると思います。

残念なことに、そういった習慣を続けてしまうと、いつまでたっても、FXで利益をあげることができません。

しかし、損切り注文を変更してしまう癖のある人でも、根拠のある損切りだったら、損切り注文をずらしたりしないのではないでしょうか?まず根拠のある損切りポイントを決めて、エントリーは損切りポイントから逆算して決めるというやり方をおすすめします。

最初は少し難しく感じるかもしれませんが、慣れるまでデモトレードで練習してみてくださいね。

こちらの記事もご覧ください。 ⇒レンジ相場で損切り貧乏にならないトレード手法

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