豪ドル円チャートで解説!長期チャートをトレードに活用する方法

FX初心者の頃は、目先の値動きについ気をとらわれてしまいがちです。特に、週足チャートや日足チャートなどの長期チャートを見るのはめんどうだと思ってる人もいます。

しかし、長期チャートを見る習慣をつけておけば、勝率が上がること間違いなし!

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ここでは、豪ドル円のチャートを使って、長期チャートをトレードに活用する方法を解説します。

長期チャートを見るとトレードが上手になる!?

FXトレードを勉強し始めると、月足、週足、日足などの長期チャートや4時間や1時間などの時間足チャート、そして1分、5分、15分、30分などの分足チャートといった短期チャートがあり、混乱することがあります。

よく「5分足チャートでトレードしています」とか「1時間足チャートでトレードしています」といったことを聞くと思いますが、全く長期チャートを見ないでトレードしているわけではありません。

長期チャートには長期チャートの役割があり、短期チャートには短期チャートの役割があります。長期チャートを上手に活用することで、トレードが上達し、おのずと勝率もアップするはずです。

日足チャートを見て、ゆっくりとトレードをする人は、月足チャートや週足チャートの分析を行い、1時間足などの短期チャートでエントリーのタイミングをはかっていると思います。

しかし、FX初心者が、スイングトレード、デイトレード、スキャルピングといった短期売買をはじめると、長期チャートはチェックしないで、時間足と分足チャートだけでトレードしてしまいがちです。

結果、目先の値動きを追っかけるようなトレードをしてしまい、負け続けてしまうのです。

長期チャートを短期売買に使う方法は、長期足のチャートは最強!?FX短期売買で利益をあげるコツでも詳しく説明しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

短期売買をしていても、現在の相場の大きな流れ、つまり、「上昇トレンド相場なのか?下降トレンド相場なのか?それともレンジ相場なのか?」をしっかり把握して、大きな流れに沿ったトレードをすることが不可欠です。

つまり、長期チャートが上昇トレンド相場であったら、買いエントリーをする、下降トレンド相場であったら、売りエントリーをすることが重要です。

もし、「長期チャートが上昇トレンド相場だけれど、どうしても売りエントリーをしたい」と思った場合、「自分はトレンドに逆らってエントリーしようとしている」と少なくとも認識できます。「ちょっとリスクが高いので、レバレッジを下げよう」といった対処もできますよね。

長期チャートを確認しないということは、「川下に向かって泳いでいるはずだったのに、いつの間にか川上に向かって泳いでいた。」といったことが起きる可能性があります。ちょっと怖いですよね!?

長期チャートを見る習慣がなく、短期売買で良い成績が残せていないのなら、まず長期チャートの大きな流れを確認してください。その流れに逆らわずトレードをする。これだけでも勝率は確実に変わってきます。

長期チャートで意識されるラインに注目!

長期チャートで引くことの出来る、レジスタンスラインやサポートラインは、多くのトレーダーが注目しているラインです。そして、そのラインをそのまま短期チャートに引くことができます。

短期チャートを見ていると、多くの節目(レジスタンスラインとサポートライン)が引けてしまい、どの節目が重要なのかがわからなくなってしまいます。

その時に、長期チャートのラインを引いてあげると、節目に強弱ができ、どのラインが強いのかを見分けることができます。豪ドル円のチャートを使って、例を挙げてみます。

下図は豪ドル円の月足チャートです。

豪ドル円レート、88.18円付近のライン(ピンクのライン)が水色の丸のところで、何度も意識されています。このラインは、サポートラインになったり、レジスタンスラインになったりを繰り返しています。

チャートの節目ラインは、長期チャートになればなるほど強力で、短期チャートでも意識されることが多いのです。

今度は、このラインが豪ドル円の週足チャートではどのように意識されるかを見てみます。

豪ドル円の月足チャートの一番最後の水色丸のところが、この週足チャートの水色丸になります。ここでは、月足の節目ラインがレジスタンスラインとして機能しています。

次は豪ドル円の日足チャートを見てみます。

週足チャートの節目ラインに近くなると、豪ドル円レートの上値が重くなりはじめ、節目ラインにタッチすると、反転下落をはじめています。レジスタンスラインとして機能したのがわかりますね。

次は豪ドル円の1時間足チャートを見てみましょう。

週足の節目ラインでしっかり反応していますね。豪ドル円1時間足チャートレベルのラインを引いてみましたが、この中で注目すべきラインは、週足から引ける節目のラインです。

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チャートが短期になればなるほど、たくさんのラインが引けてしまい、ラインだらけになってしまいますが、長期チャートの節目ラインを短期チャートに引くことで、ラインに強弱が生まれ、どのラインに最も注目すべきかがわかります。

豪ドル円で実践!トレードに活用するには?

このように長期チャートからのラインを引くことで、短期チャートのラインの節目に強弱をつけることができました。

では、具体的にどのようにトレードに活用したらいいか、豪ドル円チャートでみてみましょう。下図は豪ドル円の日足チャートです。

豪ドル円の月足チャートから引いた節目ラインがピンクの線、週足チャートから引いた節目ラインがオレンジの線、日足チャートの節目ラインが水色の線です。

節目ラインの引き方は、まず豪ドル円の月足チャートを表示し、豪ドル円が支えられた、もしくは、反発したところにラインを引きます。そのまま、新しいチャートを作成せず、週足チャートを表示して、同じようにラインを引きます。そして、同じように、そのチャートを使い、日足チャートを表示してラインを引きます。

ここでは、日足チャートまでしかラインを引きませんでしたが、引き続き、4時間足チャート、1時間足チャートといったように、チャートに落とし込んでいきます。この際、上図のように、ラインは色を変えた方がわかりやすいと思います。

ちなみに、ここで引いたラインは、青矢印の上昇トレンド相場のチャートが出来上がる前に引いたラインです。いかにこのラインがちゃんと意識されているかが、おわかりいただけると思います。

特に、チャートの真ん中あたりの月足チャートの節目ライン(ピンクの線)を超えたら、上昇にはずみがついていますよね。こういうところに注目して、トレードすると良い結果が出ます。

さて、この豪ドル円の日足チャートの前半を見ると、3本の移動平均線がだんだん近づき、線が平行になり、レンジ相場と判断できます。

しかし、水色の丸のところは、ローソク足が3本の移動平均線の上に位置していて、上昇トレンド相場になる可能性が高いと考えられます。しかも、20日移動平均線(赤線)と100日移動平均線(緑線)がゴールデンクロスしています。

ここは、豪ドル円の買いエントリーを考えてみたい場面ですね。

赤矢印のローソク足は陰線ですが、移動平均線にタッチして長いヒゲを伸ばしています。ただ、週足チャートの節目ラインを抜けていません。

この部分を豪ドル円の4時間足チャートで見てみます。

豪ドル円の日足チャートの陰線の部分が、4時間足チャート上では紫点線の間の6本のローソク足になります。この紫点線の後、豪ドル円レートは4時間足チャートのレジスタンスライン(節目ライン)を抜けました。この時、上に週足チャートの節目ラインが控えているので、その前で利確してもいいでしょう

やはり週足チャートの節目ラインが意識され、豪ドル円レートは一度反転下落します。ここで20日間移動平均線でタッチした後で押し目買いもいいですね。長いヒゲを伸ばしているので、下は固いことも読み取れます。

その後、赤矢印のところで、何度か押す場面があり、こういうところを地道に拾っていけると、利幅が大きくなります。この辺りは、5分足や15分足のチャートの動きを見て、エントリーのタイミングをはかります。これは、チャート分析や実際の経験を積んでいくことで出来るようになります。

では、同じ場面を豪ドル円の1時間足チャートでみてみます。

最初の水色の丸の部分は、ここでレートが支えられたので、サポートラインとして緑色のラインを引きました。次の水色の丸の部分は、そのサポートラインに接することなく、上昇しています。ということは、下値は固いと考えられますね。

次に、豪ドル円は4時間足のレジスタンスラインを抜けて、週足の節目のラインを一旦抜けましたが、やはりこのラインが意識されて反落します。しかし、4時間足のレジスタンスラインが今度はサポートラインの役目をはたして、レートが支えられています。

オレンジ丸のところ、1時間足レベルでレンジ推移していますが、実は、これは中段の保ち合いのレンジ相場と考え、トレーダーのプロはこういう静かな動きのところで買いエントリーします。複数ポジションを持ったりもするので、そのことをポジションを「仕込む」と言います。

FX初心者にはこの「仕込み」は、資金も必要なのでちょっと難しいのですが、覚えていて損はありません。

まとめ

中長期売買のトレーダーも短期売買のトレーダーも、長期チャート分析を重要視しています。長期チャートに表れる節目は、多くのトレーダーが注目しているので、意識されることが多いからです。

短期売買をしていたとしても、必ず長期チャートの分析をし、今、自分はどういう位置でトレードをしようとしているのか確認しましょう。

今回は豪ドル円チャートで解説しましたが、ぜひいろんな通貨ペアに節目ラインを引いて、チャート分析の練習をしてみてくださいね。

こちらの記事もご覧ください。 ⇒豪ドル円で勝ちたい人必見!豪ドル円トレード攻略法とレート推移

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